1月31日表記の研究会が開かれた。会は沖縄総合事務局、沖縄県、沖縄県医師会、健康食品業界などからなる30名ほどの研究会で、私もオブザーバーの立場から参加しました。目的は琉球王朝時代からあった沖縄の豊かな医療資源を再認識し、今日の最先端の医療技術・評価手法とも融合した新しい沖縄らしい医療サービス(琉球医療ルネッサンス)の復興を目指すものである。
今年は北陸先端科学技術大学院大学の一石英一郎教授(あだ名はアインシュタイン先生)の講演があった。先生の研究は唾液、汗、尿中の酵素、免疫物質、遺伝子特にRNAなどを電気的、バイオセンサーチップなどで計測することによって癒し、リラックスなどを測定評価しようとするものである。
今回は沖縄SPAに焦点を当てた研究が発表された。確かに沖縄SPAはリラックスできるし、脳波もアルファー波が出て確認できた、とのことである。
しかし、報告では東北の「エタ」もアルファー波が出るそうだし、おそらく、キリスト教、仏教、イスラームなどあらゆる宗教、も又、信者にとっては癒しとなるはずである。そのほか、イルカ療法、タラソ、ダイビング、などしかりである。
出席者の中には、沖縄に来るだけで癒されるとか、これは沖縄の雰囲気そのものが癒しであって、SPAが特別なものとは思えない。
アインシュタイン先生の研究で気になることがある。そもそも沖縄SPAとは何か?
現在、私はOKINAWA産業プロジェクトの沖縄SPA研究会に属していて、沖縄SPAとは何か?を喧々諤々議論している最中である。結論は出ていない。にも関わらず、東京では沖縄SPAで癒しが測定できたとの結果が出た。何を持って沖縄SPAとして研究したのか。対象となるSPAは何だったのか、不明である。
一般論として、こういうことが言えないか。SAPサロンで若い女性にマッサージされたら沖縄といわず、タイでもバリ島でも全てアルファー波が出るはずである。
だから沖縄SPAはダメとは言わない。こういうことを念頭において沖縄SPAを組み立てるべきでしょう。


イアマ、モリンガ、ウコン350、(有)マイクロセル
沖縄まちや:http://www.ukonyu.co.jp




 
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