20日 琉球医療ルネッサンス研究会設立総会に出席しました。
初回は国際的に比較優位を発揮する琉球医療ポテンシャルについて議論がありました。
主催は沖縄総合事務局(内閣府)で県、医師等をコア会員とし、健康食品、スパ、観光産業など関連産業の構成で50名ほどが参加し、これからの沖縄の観光と医療資源を活用して世界に通用する最先端医療はどうあるべきかの議論となった。

第一回目はバイオフロンティアパートナーズの大滝社長が沖縄の潜在的な医療資源を指摘し、これらは世界に通用する資源であること、これを活かせば現在アジアからアメリカに流れている世界の富裕層を沖縄に呼び込めるのではないかとのアドバイスがあり、関連産業が活性化し、1000億円産業創設も構築できるとの指摘があった。
すでに横浜市が取り組んでいるそうで、首都圏の横浜とは規模が違うが参考になりそう。

医師会からは米軍の普天間飛行場跡地を医療特区とし、フェンスをそのままにして世界から呼び込んだらどうかなどアイデアが披露されたが、どうでしょうか?
フェンスで囲って特定な人のみを対象とするなんて、ジン(金)儲けを優先するカジノ特区と勘違いしてはいませんか。
医師の一人が特区は自分も前から考えていたアイデアだと強調していたが、考えがセコイ。

第二回は20日に行われる予定。

これらの議論を聞いて感じるのは、最先端医療といい、医師会主導といい、現代の医療体系をそのまま拡大するのでは限界があるのではないかと感じる。

大滝先生が指摘するように、日本では2時間待って3分診療に対してアメリカでは30分診療が当たり前であること、また、日本では検査データを見るだけで、患者を見ない。
アメリカでは患者の全身を見て診療するとの指摘もあった。

世界が統合医療に進む時代には患者の全身診療は当たり前の時代になる。日本だけが検査漬けの医療体制では遅れを取ることになるのではないかと危惧する。

最先端の医療技術で検査をし治療することに異論はないし、当然のことです。ただその後の対応に問題が潜んでいると思う。

日本の医療改革は日本医師会の妨害によって頓挫したとの意見もあった。その通りだと思う
これらを議論する前に医師個人個人の意識改革が必要だし、統合医療に入る心構えが必要ではないのか。

ガン、アトピー、リュウマチなど慢性病には現代日本の医療は手も足も出ない。それでいて薬に頼る医者しか患者を見ることが出来ない医療体制はおかしい。

それにしても、医者個人は寝る暇もないくらい忙しいし、過労死しないのが不思議なくらい。
医者個人は一生懸命に患者のことを考えている赤ひげ先生だと思っている。

それでいて、医者個人と医療体制とのギャップ。何でそうなっているのか。

患者からすれば、現代医学でも統合医療でも何でもいい、

病気が治ればそれが一番いい医療です。


大城清利 沖縄まちや/ http://www.ukonyu.co.jp






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