10億円預金しています。

2006年11月04日

Posted by トントン at 15:36 │Comments( 0 )
そんな大金があるはずもないが、電話ではそう答えることにしている。
毎日数回あった金貸しの電話が、一時期止まった時期もあったが、最近またゾロ出てきた。
彼らの口上は決まって次のようだ。「社長さんおられますか?」、あるいはもっと親しげに「@@社長さんおられますか?」である。どこで調べたか知らないが社長の名前まで知っているとはいろいろ調べたんでしょう。ご苦労なこった。
最初の内は商談と思い失礼にならないように「はい、社長の@@です。何のご用件でしょうか。」と答える。
@@金融とは言わない。@@商事、@@企画とか何となくベンチャー企業らしい名前だ。事業資金のご融資をしている会社です。
と来たとたん、「10億円預金しています、間に合っています。」とやる。
もちろん、これで大抵の電話は切れる。
最初の内は「間に合っていますからとか、利息はいくらでしょうかとか高いですね」「私も金貸しです。同業者です」とかいろいろ理屈をこねて断っていたが、「10億円預金」が最も簡便で効目がある。
ある会合でその話をしたら、電話被害者が結構いた。こんな電話が人を雇ってまで続けることができるのは、ひっかかるアホがいるからでしょう。
アル社長は、彼らも雇われて仕方なく電話しているんだからむげに断るのはかわいそうだろう、と言う。さてさて。

どころで、10億円はどのくらいの量があるとお思いですか。
普通の人では見たことも触ったこともないでしょうが、実は私、一億円を持って運んだことがあります。いつどこで誰の金をとは申せませんが。バブルの頃です。
ある企業の資金一億円を銀行で下ろして運びました。
街なかの人通りの多い場所なので、目立たないようにおみやげ品店の紙袋に入れたんですが、大き目の手提げの付いた紙袋です。
映画などでヤクザがブツの取引でアタッシュケースに入れて運ぶのを見ますが、ぎりぎりですね。
持ってみたいですね。もちろん「自分の金」をです。

大城清利 沖縄まちや/ http://www.ukonyu.co.jp 







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unsecured loan 【 unsecured loan 】at 2006年12月12日 05:28
 
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